ビルや商業施設の空調設備はどのような経路で室外機に繋がっているの?
空調設備の配管は、建物の中を這い回り、室外機と室内機を繋いでいます。
主な経路は天井裏。
オフィスビルや商業施設では、天井裏に配管が通っていることが多いです。
天井を解体しないと見えないため、普段は目に触れることはありません。
他には床下も使用されます。
一軒家や小規模な建物では、床下に配管が通っていることがあります。
そして壁の内側やシャフト。
壁の内部や専用の配管スペースであるシャフトを通って、各階に配管が引き込まれています。
配管の中には、冷媒と呼ばれる液体が流れています。
この冷媒が、室外機と室内機の間を循環することで、空気を冷やしたり、温めたりしています。
配管は銅管やステンレス管、樹脂管などが用いられています。
銅管は熱伝導率が高く、冷媒の温度を効率よく伝えられるため、一般的に使用されています。
ステンレス管も耐食性に優れており、湿気の多い場所や腐食しやすい環境で使用されます。
樹脂管はあまり使用される機会は少ないですが、軽量で加工が容易なため、近年では樹脂管も多少増えてきました。
弊社は空調設備工事を行っています。
練馬区近郊エリアにお住まいの方はお気軽にお問い合わせください。
拠点は練馬区ですが、作業エリアは関東一円です。